漢方でつわりを和らげる

つわりは妊娠5、6週頃から起こる不快な症状の事を言います。
主な症状には食欲不振、嘔吐、匂いに敏感になるなどがあげられます。
妊娠している女性の50%から80%が経験すると言われています。
つわりの症状や程度、時期などは個人差が大きく、全く症状が出ない人もいれば入院を必要とする程の衰弱状態になる人もいます。
ほとんどの人は妊娠14週から18周頃には自然に症状が治まってきます。
つわりの程度や症状は母体や胎児には影響はないのですが、自然に治るとは言っても、症状の重い人には耐えがたい時期なのです。

現在の医療では、一般的なつわりの症状を治療により治す事は出来ないのです。
多くの人は日常生活を工夫しながら辛い時期を乗り越えています。

妊娠期は栄養が豊富で消化のよいものをちゃんと摂ることが理想なのですが、つわりでなかなか思うように食べられない人は食べられるものだけを食べ、水分はしっかり摂るようにします。
そして十分な休養を摂り、気分転換を心掛け、心も体もリラックスする事で症状が和らぐケースもあります。

現在医療では、つわりの症状が重い場合に点滴などの処置をします。
しかし、妊娠中は使用可能な薬に制限があるため、漢方の治療を行う場合も多くなってきています。

漢方での、つわりは「気」や「水」のバランスの乱れからくると考えられています。
自然に治る事からといって我慢を続けてしまうと、逆に全身の状態が悪化する事もあるため、出来るだけ早めに漢方の処方を受けると安心です。
ただし、漢方薬だからと言っても妊娠中の服用は慎重に行わなければいけません。
自己判断で服用する事は決してせず、医師と相談の上で服用することが大切なのです。

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